北九州市は、市内で10月に開かれる世界体操・新体操選手権で、選手に贈るメダルの原材料にするため、市役所1階に使用済み携帯電話の回収箱を設置した。中の基板から金属を抽出する。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを推進するSDGs未来都市・北九州の技術を発信する狙いで、市民に協力を呼びかけている。回収は30日まで。
メダルは直径8・5センチ、厚さ1センチ。八幡東区の製造業、アステック入江が、体操と新体操で計150個を準備する。既に使用済みパソコンを材料に製作を始めており、新たな回収分は追加の材料に充てられる。
市によると、メダル1個に携帯電話200台、パソコンなら60台が必要。担当者は「新型コロナウイルスの影響で交流が難しい状況だが、メダル作りで大会に関わってもらえたら」と話している。【青木絵美】
世界体操のメダル、使用済み携帯を原材料に 北九州市が回収箱 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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