民間のシンクタンクは北陸3県の今後の経済の見通しについて20業種のうち15業種が「曇り」または「小雨」と発表し、原材料価格の高騰など先行きの不透明感がうかがえるとしています。
北陸経済研究所はことし9月に北陸3県の49の団体や企業に聞き取り調査を行い、今年度下半期の業績の見通しなどを業種ごとに「晴れ」から「雨」までの5段階の天気で評価しました。
それによりますと、20の業種のうち「晴れ」は建設機械や電子部品など4業種、「薄日」は化学・医薬品の1業種、「曇り」はアルミ建材や家電販売など5業種、「小雨」は観光や自動車販売、それに外食産業など10業種となっていて、「雨」と評価された業種はありませんでした。
7割以上の業種が「曇り」または「小雨」となっています。
また、いずれの業種も今年度上半期の実績と比較して景況判断に変化はありませんでした。
北陸経済研究所は「原材料価格の高騰など先行きの不透明感が増している。また、観光業では全国旅行支援の後押しを生かせていない宿泊施設もあり、業種内でも分野によって景況感に違いが見られ注視する必要がある」と話しています。
北陸3県経済見通し “原材料価格高騰など先行き不透明感” |NHK 富山県のニュース - nhk.or.jp
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