原材料価格の高騰と円安の影響が広がっています。
福岡を代表する八女茶の現場を取材しました。
600年の伝統を誇る八女茶。
しかし、今お茶を製品化するまでの全工程でコストが高くなっていると言います。
まず栽培では肥料代です。
質の高いお茶を育てるためには、良い肥料が欠かせませんが、輸入物が多く、去年と比べておよそ1.5倍に高騰している肥料もあります。
続いて、お茶の葉を乾燥させる製茶で使われるのが燃料です。こちらも去年と比べて1.5倍ほどに上がりました。
最後の包装でも、パッケージ代が高騰しています。
去年よりも2割ほど上がっていて、通常の倍発注することで、仕入れ値を抑える努力をしています。
いわゆる国産と言われる日本伝統のものでも、さまざまな場面で輸入に頼らざるを得ない現実。
小さな工夫を積み重ねることで、価格は上げず、なんとか乗り切ろうとしています。
そうした中、可能性を広げているのが抹茶です。
円安を逆手に取り、抹茶の需要が伸びている欧米に向けて、加工品も含め輸出を強化していく考えです。
原材料価格の高騰と円安の影響で八女茶もコスト高に|NHK 福岡のニュース - nhk.or.jp
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