微生物ジェラートなるものが、一体どんなものなのか気にならない?(私は気になって仕方なかった)
と言うことで、ソレインを開発した「世界の食料生産に革命を起こす」をミッションとして掲げるフィンランドのフードテック企業「Solar Foods(ソーラーフーズ)」が、世界で初めて販売許可の得ることのできたシンガポールに住む筆者が、イタリアンレストラン「Fico」にて、ソレインを使って作られた「ソレイン・チョコレート・ジェラート」を実食してきた。
Ficoがあるのは、マリーナベイサンズやマーライオンなど観光スポットからかなり離れた地元民に愛される国立公園イーストコーストパーク。総面積は185ヘクタールにも及び、パーク内の中心スポットよりもかなり離れた静かな場所にある。その辺りを訪れるのは、近所に住む住民や、ランナー、サイクリストたちなどの運動オタク、あるいはわざわざFicoを目当てに来た人以外にはいない場所だ。観光客はほぼ皆無。ソレイン・チョコレート・ジェラートはFicoの持ち帰り用キオスクで購入できる。(ちなみに、キオスクの営業は15時から17時30分まで)
ソレインジェラートの見た目は、街のジェラート屋で販売されるジェラートとほぼ変わりのないチョコレートジェラートだ。香りは、リッチなチョコレートが香る。例えば、大豆パウダーなどは、大豆の香りのインパクトが強く、食べる前から「大豆ジェラート」というイメージを持ちやすい。一方で、ソレインジェラートは、何の邪魔もなくその見た目と香りから「普通のジェラート」としての期待が増す。
しかし、口に入れてみると、乳成分を一切感じない。もちろん乳成分を加えていないので当たり前と言えば、当たり前なのだが、その見た目とのギャップはかなり大きいので、驚くかも。また、口の中に、大豆ジェラートを食べた時のような、明らかに違った香りが残ることもない。一般的なジェラートにあるような、クリームっぽさは皆無と言って良いだろう。チョコレートアイスが食べたいけど、さっぱりした味わいが好きな人は美味しいはず。
余談だが、チョコレートはなめらかなカカオバターを使用しており、カカオ率高めなのでリッチなチョコレートフレーバーを味わうことができる。
ジェラートを口にするのは、レストランに食事をしに来た人、あるいは、パークに遊びに来た人、またランナーやサイクリストがプロテイン補給に立ち寄ることもあるんだとか。ちなみに、お値段は8シンガポールドル(日本円で約850円)。
原材料は微生物!? 「ソレイン・チョコレート・ジェラート」を実食 - Women’s Health Japan
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