文化財の「匠」育成５年計画 原材料確保も支援 - 東京新聞

　文化庁は、文化財の修理や保護に欠かせない人材育成や原材料確保への支援強化に乗り出す。「文化財の匠プロジェクト」と名付け、２０２２～２６年度に取り組む５カ年計画を年内に策定。貴重な文化財を持続的に守る体制を整える。

　同庁は「漆工品修理」など伝統文化を守るための技能を「選定保存技術」とし継承を支援している。プロジェクトでは技術の保持者を、現状の約１・５倍に当たる８０人程度まで増やす。また、修理工房などで働く職人らを同庁の非常勤調査員に任命し、調査研究や後継者養成マニュアルの策定に関わってもらう。

関連キーワード

Adblock test (Why?)

文化財の「匠」育成５年計画 原材料確保も支援 - 東京新聞
Read More