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値段は?原材料は?交換事例は? 河村市長メダルかじり問題で注目“金メダル事情” 原材料費は現相場で約9万4000円也 (1/2ページ)
名古屋市の河村たかし市長(72)が東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友選手(20)=トヨタ自動車=の金メダルをかじった問題は、予備メダルとの交換が決まった。実は過去にも交換例があるほか、オークションに出されたこともあるという。意外な金メダル事情を追った。
河村氏は12日の記者会見で改めて陳謝した上で、交換費用は「個人で支払いたい」と話した。ただ東京五輪・パラリンピック組織委員会は、国際オリンピック委員会(IOC)が負担することになったと明らかにしている。
東京大会の金メダルは直径85ミリ、厚さ7・7~12・1ミリ、重さ約556グラムで、うち6g以上の金メッキが施されている。
選手が勝ち取った金メダルの価値はプライスレスだが、実費はどれぐらいなのか。
環境省の「メダルクイズ」によれば、製造された金メダルはパラリンピックを含めて1666個で、1つ当たり約5万4000円としているが、これは2019年10月の金・銀相場価格を反映したもの。その後、相場の値上がりで今月13日現在では、約9万4000円になる。
メダルに必要な素材については、組織委が不要になった携帯電話などの小型電子機器を集めてメダル製作に利用する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を敢行、金約32キログラム、銀約3500キログラムを回収した。必要金属量の100%に達しており、原材料費は実質タダともいえる。
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