鹿児島県から是正指示を受けた鹿北製油=湧水町米永
指導は食品衛生法に基づく行政処分の一環で非公表。原材料に幼虫などの異物が混入していたことが立ち入り調査で判明したため、製造時に除去することや、工場全体の清掃などを求めたという。健康被害は確認されていない。
異物の混入があったのは、ごま油の原材料となる外国産のゴマとみられる。一部の商品の製造工程で、幼虫などが混入したまま焙煎(ばいせん)したり、搾油したりしていた。製造に使う機械や道具に、カビなど汚れの付着もあったという。
同社は仕入れた菜種油などを自社製と表示したほか、賞味期限を延長して販売。県は4月30日付で適正表示や是正などを指示した。
同社は2018年にごま商品などの産地偽装が発覚し、国や県の命令や刑事処分などを受けた。
鹿北製油、原材料に虫が混入 鹿児島県が改善を指導 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞
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