新潟市で行われた新商品の発表会。コメを原材料にしたヨーグルト風の発酵飲料、その名も「お米ののむヨーグルト」です。
〈リーポート〉
「麹のつぶつぶ食感は残っています」
中に入っている乳酸菌、実は長岡市山古志地域に伝わる漬物から発見されたものなのです。
雪国新潟の食文化の一つ“発酵食”。新潟市の「古町糀製造所」はこうじ発酵の技術で様々な甘酒を販売しています。
そんな中、20日、新たにヨーグルト風の発酵飲料を発表しました。
〈古町糀製造所/小畑宏樹ブランドマネージャー〉
「これまでに培ったこうじ発酵の技術と乳酸菌を用いた乳酸発酵の技術をかけわせることで新しく生まれた味わい」
主力商品の甘酒に新しく発見された“乳酸菌”を加えて開発されたといいます。
この乳酸菌、県農業総合研究所が3年前、長岡市山古志地域に伝わる無塩の漬物「いぜこみ菜」から発見しました。「乳酸菌ヤマコシ株」と名付けられ、低温でも増え、粘りを生じさせるのが特徴です。
県はこの乳酸菌ヤマコシ株を活用した食品開発を目指し、おととし4月から「雪国の発酵食文化発信事業」をスタート。その第一弾としてこの発酵飲料が完成しました。
こうじ菌と乳酸菌。雪国の発酵食文化によって生まれた新ドリンク。そのお味は・・・
〈リポート〉
「麹のつぶつぶ食感が残っています。甘酒の優しい甘さと乳酸菌のさわやかな酸味、2つの良いとこどりをしたドリンクに仕上がっています」
〈古町糀製造所/小畑宏樹ブランドマネージャー〉
「昔の食文化が今の新しい姿に変わって、皆さんに飲んでいただけるのは意味のあることだと思う。夏の暑い時期は夏バテだったり体力を消耗しがちだがお米を原料にした商品なので手軽に水分やエネルギーが補給できる」
この新ドリンクは7月24日から古町糀製造所の本店でテイクアウト用として先行販売され、8月7日から県内の物産店などで順次販売される予定です。
原材料はコメ?! お米ののむヨーグルト 新潟の食文化“発酵食”を活用|NNNニュース - 日テレNEWS24
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