【9月2日 CGTN Japanese】世界遺産にも登録された、中国南西部の四川省(Sichuan)ジャイアントパンダ保護基地では、パンダの食品ロス削減キャンペーンが実施されています。パンダの食べ残った竹などの廃棄物は、地元の製紙工場に運ばれ、ティッシュペーパーなどに生まれ変わりました。
四川省にあるジャイアントパンダ中国保護研究センターに暮らしている45頭のジャイアントパンダは毎日、ニンジンやリンゴのほか、大量の新鮮な竹を食べています。基地のスタッフによりますと、1日あたりの竹の供給量はおよそ1000〜1500キログラムで、パンダによる竹の食用率は2割近くです。食べ残しの竹は毎週、地元の製紙工場に届けているということです。
工場側に聞くと、竹パルプ技術によって、これらの食べ残しを原紙や、ティッシュペーパー、文房具などの紙製品に作ります。通常、4トンの新鮮な竹で1トンの原紙を生産できます。四川基地の食べ残しは毎年500トン近く、100トン以上の紙製品を生産できるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
動画:パンダの食べ残しは製紙の原材料に 四川 - AFPBB News
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