[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が7日発表した8月の鉱工業生産指数は前月比4.0%低下した。経済成長の足かせとなっているサプライチェーンの混乱が影響し、市場予想を大きく上回る落ち込みとなった。
ロイターがまとめた市場予想は0.4%低下だった。
統計庁は声明で「製造業からは引き続き、中間財の不足で生産が制約されているとの指摘が出ている」と述べた。
7月は1.3%上昇していた。
自動車・自動車部品の生産は前月比17.5%減。半導体不足などが響いた。
ただ、IFO経済研究所は、9月の生産見通しが改善したと指摘。「依然として受注が殺到している。現在、問題になっているのは原材料不足のみだ」との見方を示した。
VPバンクのエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「原材料不足が解消すれば、鉱工業分野の事業活動は急回復するだろう」と述べた。
独鉱工業生産指数、8月は前月比-4.0% 原材料不足続く - ロイター (Reuters Japan)
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