日銀岡山支店が発表した短観=企業短期経済観測調査で、県内企業の景気判断は、原材料価格の高騰や新型コロナの感染拡大などの影響で、2期ぶりに悪化しました。
日銀の短観は3か月に1度、企業に景気の現状などを尋ねる調査で、県内では2月下旬から3月末にかけて調査が行われ、199社から回答がありました。
それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数は「0」で、前回12月の調査から3ポイント下回り、2期ぶりに悪化しました。
業種別に見ると、製造業が前回を7ポイント下回りマイナス2ポイント、非製造業は前回を1ポイント上回り、プラス1ポイントとなっています。
これについて日銀岡山支店は、原材料の仕入れ価格の上昇や自動車の減産に伴う関連部品の需要の減少、それに新型コロナの影響で、宿泊業や飲食業を中心に厳しさが続いていることが要因としています。
今後について日銀岡山支店は「新型コロナの感染状況やウクライナ侵攻の影響が、どこまで出てくるか不透明な状況で、一進一退の様相を呈する」と話しています。
日銀短観 景気判断2期ぶり悪化 原材料価格の高騰やコロナで|NHK 岡山県のニュース - nhk.or.jp
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