原材料の価格高騰や原油高は様々な業種に影響を与えています。材料の納品が滞り、仕入れ価格も上がる中、県内のハンバーガー店でも自慢の味をこれまで通り届けようと我慢の日々が続いています。
山形市江俣の「テキサスカウボーイ」。
名物はアメリカ仕込みの本格的なハンバーガーです。
しかし「バンズ」にアメリカ産牛肉の「パテ」と、小麦価格の高騰や原油高やコロナ禍による輸送コスト上昇の影響を大きく受けています。
そのため店では先月、多くのメニューを値上げしました。
さらに、ウクライナ侵攻や上海のロックダウンで物流が滞った影響も加わり、急遽、新たなルートから材料を確保しましたが、仕入れ価格は上がる一方です。
(テキサスカウボーイ・三上久直さん)
「化石燃料が値上げし、他の商品も乳製品も高騰してきている。本来なら値上げしたいが据え置きで耐え忍んでいる」
納得のいく材料をかき集め、これまでと変わらない自慢のハンバーガーの提供を続けています。
そして今、この「名脇役」タマネギにも価格高騰の波が。最大の産地・北海道での天候不順に加え輸入タマネギの入荷が滞り、国内の供給量が著しく減ったのです。
山形市の公設卸売市場での卸売価格はLサイズ1玉あたり約90円。平年と比べると4.5倍です。
(テキサスカウボーイ・三上久直さん)
「ロシア・ウクライナの問題、上海のロックダウンもあり、そこにタマネギの不作もありトリプルパンチの状態」
世界の情勢に振り回される自慢の味。
これまで通りの価格で食べてもらうため我慢の日々は続きます。
(テキサスカウボーイ 三上久直さん)
「早く商品が安定供給され、うちのスタイルのままで早くお客様に色々な商品を提供できる状況になることを願っている」
原材料費の高騰…ハンバーガー店の人気メニューにも 山形 - FNNプライムオンライン
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