「パナソニック ホールディングス」の先月(6月)までの3か月間の決算は、原材料価格の高騰などの影響で最終的な利益が前の年の同じ時期から36%減って489億円となりました。
パナソニック ホールディングスが発表したことし4月から先月までの3か月間の決算では、▼売り上げは前の年の同じ時期と比べて10%増えて1兆9738億円、▼最終的な利益は36%減って489億円でした。
電気自動車の需要が世界的に拡大する中、車載用電池の販売などが好調で売り上げを押し上げた一方、半導体不足や原材料価格の高騰などが利益を押し下げ、増収減益となりました。
ただ、先月、中国・上海での行動制限が解除され、生産や物流の体制が正常化してきていることに加えて、製品の値上げを進めることなどで利益を確保できるとして、今年度1年間の業績については最終的な利益が前の年度から1.8%増えて2600億円になるという見通しを据え置きました。
パナソニック ホールディングスの梅田博和 CFOは、「経営環境は苦しかったが、5月を底に改善している。家電製品は8月から出荷価格を値上げをさせてもらうが、価格改定などを進めて原材料価格の高騰による影響をカバーしていきたい」と述べました。
パナソニックHD 4月〜6月決算 原材料高騰などで減益|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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