トヨタグループの主な部品メーカー7社のことし4月から6月までの3か月間の決算は全社で減益となりました。原材料価格の高騰や新型コロナウイルスの急速な感染拡大による減産の影響が自動車業界に広がっています。
デンソーやアイシンなどトヨタグループの主な部品メーカー7社は29日、ことし4月から6月までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げは円安の進展などにより7社中6社で前の年の同じ時期に比べて増えましたが、本業のもうけを示す営業利益や事業利益は全社で減益となりました。
これは、原材料価格や物流費、エネルギー費の高騰に加え、新型コロナウイルスの急速な感染拡大で減産が発生したことなどが要因です。
また、今年度1年間の業績予想については、今後もしばらくは原材料価格の高騰や車両の減産が続く見通しだとして、2社が営業利益を下方修正しました。
業績予想を下方修正したデンソーの松井靖経営役員は、「外部環境の不透明感が続いている。材料費や物流費の高騰に対しては原価低減などの採算の改善を積み重ねていくが、それでもカバーできない部分は商品の価格に反映させることも考えたい」と述べました。
トヨタグループ部品7社第1四半期全社減益 原材料↑や減産で|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp
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