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Monday, November 7, 2022

「宇都宮餃子祭り」原材料費高騰のなかで|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

「ギョーザの街」として知られる宇都宮市の人気イベント、「宇都宮餃子祭り」が3年ぶりに開催され、大勢の人たちでにぎわいました。

「宇都宮餃子祭り」は、さまざまな店の自慢のギョーザを食べ比べることができ、例年、多くの観光客などが訪れる人気のイベントですが、去年までは新型コロナの影響で中止が続いていました。
感染対策を取って3年ぶりの開催となったことしは、市の中心部にある公園に設けられた会場に地元の28の店が出店し、午前中から大勢の人たちでにぎわっています。
「餃子祭り」では、これまで各店舗が一律1皿100円で提供していましたが、今回は原材料費などの高騰の影響で1皿200円に値上げされました。
ただ、店ごとに1皿あたりのギョーザの数を増やすなどの対応をしていて、訪れた人たちは、好みの店で買い求めたあと、家族や友人などと一緒に焼きたての味を楽しんでいました。
家族と訪れた地元の女性は「2年前に引っ越してきたので初めての『餃子祭り』ですが、子どもたちが、好きなギョーザを外で気持ちよく食べてくれているので来てよかったです」と話していました。

「宇都宮餃子祭り」は、新型コロナの影響で去年とおととしは中止を余儀なくされ、3年ぶりの開催となったことし、イベントの実行委員会は、感染対策に追われました。
会場内のあちこちに消毒液を設置したほか、人の密集をなるべく避けるため会場に隣接する宇都宮市役所の駐車場を飲食スペースとして確保し、スタッフによるテーブルの消毒を徹底するなどしました。
事務局を務める「宇都宮餃子会」では、イベントの半年以上前から打ち合わせや会議を重ねて準備を進め、資材の購入や手配などで運営コストもコロナ前の1.5倍ほどに増えたということです。
「宇都宮餃子会」の鈴木章弘事務局長は「餃子祭りで新型コロナの感染対策をとったことがなかったのでその部分の準備には時間や費用がかかりました。「餃子祭り」をきっかけに宇都宮市や栃木県のいいところを知ってもらう機会になればいいと思います」と話していました。

「宇都宮餃子祭り」に参加する店舗は、原材料費や電気代の高騰で営業が厳しくなるなか、イベントの再開によって「ギョーザのまち」を盛り上げたいと意気込んでいます。
宇都宮市郊外にある「高橋餃子店」は、10年ほど前からイベントに参加してきました。
創業者の高橋光江さん(73)と息子夫婦で店を切り盛りしていますが、原材料費や光熱費の高騰が続き、最近は節約のため大型冷蔵庫の使用をやめて仕入れの頻度を増やすなど、コストを抑える工夫を続けています。
ことしの「餃子祭り」では、1皿あたりの値段が100円から200円に値上げされ、この店ではギョーザの数を3個から5個に増やしました。
もうけはほとんど出ないということですが、高橋さんは、3年ぶりの開催で訪れる人たちに感謝を伝えたいとしていて、「やっぱり自分の店のギョーザを『おいしい』って言ってくれるとうれしいです。宇都宮餃子を衰退させたくないので、どんどん盛り上げていきたいです」と話していました。

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