くら寿司が10日発表した2022年11月～23年1月期連結決算は、純損益が6億円の赤字（前年同期は17億円の黒字）だった。物価高や新型コロナウイルス流行の影響で客足が低調だったことに加え、原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が利益を圧迫した。
売上高は前年同期比10.4％増の512億円だった。米国や台湾の子会社事業が堅調で、売り上げを下支えした。
23年10月期通期の業績予想は、売上高が2090億円、純利益が11億円とする従来見通しを据え置いた。くら寿司の担当者は「コロナ対策の緩和やインバウンド（訪日客）の増加で業績回復が見込める」と説明した。
くら寿司、6億円赤字 客足低調、原材料高も ｜ 共同通信 - 共同通信
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