大型連休を前に各地の観光施設では原材料費の高騰などを受けて値上げに踏み切るところが出ています。
千葉県の富津市と鋸南町にまたがる標高329メートルの鋸山は、断崖が垂直に切り立った「地獄のぞき」や、江戸時代から使われていた石切場の跡などが人気となっている観光名所です。
その山頂付近とふもとを結ぶ観光用のロープウエーの運賃が先月から3割程度値上げされました。
運行会社によりますと、設備の改修に使われる鉄鋼などの原材料費や、電気代などが高騰しているため、値上げに踏み切ったということです。
今回の値上げは、消費税率の改定などに伴う値上げを除くと、30年ぶりだということです。
これにより、往復の普通運賃は中学生以上が950円から1200円に、小学生が450円から600円にそれぞれ値上げされました。
「鋸山ロープウェー」の勝田佳男社長は「これまでの運賃では経営がままならないところがあり、運賃を改定させていただきました。大型連休にはぜひ多くの方に来ていただいて鋸山の自然を堪能してもらいたい」と話していました。
原材料費高騰などで 値上げに踏み切る観光施設も|NHK 首都圏の ... - nhk.or.jp
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