高松機械工業の昨年度の経常利益は、原材料価格の高騰を受けて前の年度から５割近く減少しました。
白山市で自動車の製造用機械などをつくる高松機械工業は高松宗一郎社長が記者会見し昨年度の決算を発表しました。
このうち売り上げは１６６億７５００万円で、前の年度に比べて０.３％減少しました。
ほぼ横ばいでしたが、経常利益は６億１９００万円と４７.５％の減益となっています。
機械の製造に必要な鉄や電気部品などの原材料価格の高騰が影響したということです。
また今年度の業績は、半導体不足が長期化したため主力の自動車産業での受注が回復していないほか、原材料価格が落ち着く見通しが立っていないことから減益を見込んでいるとしています。
高松社長は「価格転嫁も随時行ってきたが、値上げ前に受注したものも多くあり苦戦したという印象だ。アフターコロナで売り上げが上がると思っていただけに、目標を達成できず悔しい」と述べました。
高松機械工業の昨年度経常利益 原材料価格高騰受け５割近く減 ... - nhk.or.jp
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