ユニ・チャームが8日発表した2023年1〜3月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2%減の165億円だった。インドやインドネシアでベビーケア商品の展開強化が寄与し業容を拡大したが、原材料高が重荷となった。
売上高は8%増の2208億円だった。事業別では主力の「パーソナルケア」事業が6%増の1877億円だった。新型コロナウイルスの収束でマスク売り場が縮小するといった下押し要因があったが、紙おむつなど他の商材を伸ばし吸収した。
ペット関連商材を扱う「ペットケア」事業は18%増の309億円と伸び幅が最も大きかった。巣ごもり期に犬や猫の飼育頭数が増えたことを背景に、日本のほか北米でも大きく伸びた。本業のもうけを示すコア営業利益は284億円と5%減った。
ユニ・チャーム、1〜3月純利益2%減 原材料高響く - 日本経済新聞
Read More
No comments:
Post a Comment