秋田県大館市に主力製造拠点を置く医療機器メーカー・ニプロ(大阪市、佐野嘉彦社長)は11日、2023年3月期連結決算を発表した。円安に加え、主力製品の透析患者向け人工腎臓や透析装置の販売が国内外で順調に推移し、売上高は前期比10・2%増の5451億9900万円。純利益は、前期に引き続き原材料価格やエネルギー価格の高騰が影響し66%減の45億7400万円で、増収減益となった。
営業利益は、運送コスト高騰や、新型コロナウイルス流行に伴う上海市のロックダウン(都市封鎖)による工場操業停止などが響き、25・8%減の177億2900万円。経常利益は、関連会社への投資損失の増加などにより44・4%減の153億4600万円。
ニプロ、増収減益に 2023年3月期、原材料など高騰響く|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版
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