今週末はクリスマスイブですが、パーティの主役ともいえるケーキが全国的に値上げしています。
こうした中、甲府市の百貨店はヨーロッパ伝統の菓子パンで、味も文化も楽しんでほしいと呼びかけています。
クリスマスの食卓を彩るクリスマスケーキ!
帝国データバンクによりますと2023年の平均価格は4468円で、2022年より325円、率にして7.8%アップしています。
2021年と比べると500円を超える値上げで、卵やバター、イチゴなどの原材料費や光熱費などの高騰が主な要因です。
値上げの波は山梨県内にも。
甲府市の百貨店「岡島」は、一部のブランドでクリスマスケーキの価格が2022年より1割上がりました。
一方、売れ行きは例年並みで、24日のクリスマスイブは複数の商品が予約で完売しているということです。
岡島 雨宮潔社長:
クリスマスケーキは年末最後家族で楽しむものだし、ハレの場面を演出してくれる。そこに対して、値段が上がったからといって控える人は決して多くない。
こうしたクリスマスをいっそう楽しめるおすすめの菓子パンが地下1階のベーカリーで販売されています。
雨宮社長:
こちらがイタリア伝統のパネットーネとドイツ伝統のシュトーレン。
ドライフルーツが練りこまれ、日持ちはパネットーネが2週間でシュトーレンが2か月ほど。
クリスマスにむけて少しずつ切って食べ味の変化を楽しみます。
雨宮社長:
25日まで一日一日を楽しもうとする生活文化の中で生まれたお菓子。
岡島は伝統の味でクリスマスの歴史や文化も楽しんでほしいと呼びかけています。
雨宮社長:
決して派手ではないが、味わい深いものを一緒に食べて1年間の暮らしが幸せだったことを振りかえる家族団らんのお菓子。スイーツそのものの歴史を知りながら食べると余計おいしく感じると思う」
価格はパネットーネが1728円、シュトーレンが2160円で、年内は店頭に並んでいる予定だということです。
クリスマスケーキ平均価格は4468円 去年より7.8%上昇 原材料の卵など高騰 一方で、伝統菓子の提案も | 山梨の ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN
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