[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、原材料価格の上昇の影響で51.0に低下した。ただ、景況改善・悪化の分岐点となる50は引き続き上回った。
アナリストは、前月の51.1から横ばいになると予想していた。
新規輸出受注の状況を示す指数は、前月の50.4から48.3に低下し、50を割り込んだ。企業の人員削減も加速した。
小規模企業の活動を示す指数は48.8で、前月の50.8から低下した。
一方、原材料コストを示す指数は72.8で、前月の66.9から上昇した。
中国当局はここ数週間、年初から大幅上昇しているコモディティー価格への警戒感を強めている。当局は、コモディティーの需給状況を厳格に管理し、「害を及ぼす投機」を取り締まる必要があるとしている。
中国製造業PMI、5月は51.0に小幅低下 原材料価格が上昇 - ロイター (Reuters Japan)
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