店頭のジェラート。
Grant Faint/Getty Images
- イタリアの6人の国会議員が、昔ながらのジェラートを守る法案を提出した。
- この法案が成立すれば、ジェラート製造業者は人工的な原材料の使用が禁止される。
- さらに、ふわっとした食感にするためよく使われるといわれる空気の注入も禁止される。
欧州連合(EU)は、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人を対象に観光受け入れを再開する予定で、イタリアの都市やそこにあるジェラートショップは人気の目的地になるだろう。
だが、イタリアの議員が同国を象徴するデザートを保護するための法案を提出したことで、ジェラートは若干変化するかもしれない。
テレグラフ(Telegraph)によると、イタリアの中道左派政党である民主党とイタリア・ビバの議員6人が作成した法案は、イタリアのジェラート製造業者に対して、牛乳や乳製品、卵、新鮮な果物以外の原材料の使用を違法とするものだ。
同サイトによると、人工的な着色料、香料、油脂を使用するジェラートは、商品に「artisanal(職人技の)」と表記することができない。違反した場合は、最大で1万ユーロ(約132万円)の罰金が科せられる。
イタリアのベネチアで、運河を背景に。
Eloi_Omella/Getty Images
またこの法案は、ジェラートを軽くふわっとした食感にするテクニックである空気の注入についても禁止している。
イタリアの国会議員が「ジェラート保護法案」を提出…人工的な原材料や空気の注入を禁止 - Business Insider Japan
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