UCC上島珈琲は9月6日、「いつものコーヒーで、おいしく食後の血糖値対策ができる」ものとして「珈琲生活プラス ワンドリップコーヒー」（5袋入り）を新発売する。
同商品は、原材料コーヒーのみのレギュラーコーヒー100％の機能性表示食品で、同商品1杯分には118㎎のコーヒー由来クロロゲン酸類が含まれ、この成分量を食事と合わせて飲むことで食後の血糖値上昇を緩やかにすることが研究報告されている。
コーヒー由来クロロゲン酸類は生豆の状態が最も量が多く、焙煎するほど少なくなるため、コーヒーとしてのおいしさを引き出しながら量を保つことが難しい成分とされる。UCCは、これまで培ってきた焙煎・ブレンドの技術を駆使し、コーヒー由来クロロゲン酸類量を保ちながらレギュラーコーヒーとしてのおいしさを実現した。
同商品は、今春から発売している「珈琲生活 水出しアイスコーヒー」（4袋）に続く機能性表示食品第2弾。今回、新たに機能性表示食品のブランドとして「珈琲生活プラス」を立ち上げた。これには、機能性表示食品市場が右肩上がりに成長していることが背景にある。
取材に応じた渡邊志織マーケティング本部嗜好品マーケティング部部長は「機能性表示食品市場は年々拡大し、20年には3千億円を突破したと推定される。機能・効果効能を見ると、生活習慣病予防関連が拡大している。中性脂肪・糖質・血糖値対策の需要が非常に高く、免疫など普段の生活での健康維持も今後注目されると予想される」と説明する。
ヘルス＆ウエルネスを軸に、「珈琲生活プラス」に加えて、機能性表示食品とは別の切り口でコーヒーを日々の生活に取り込むきっかけを提供するブランドとして「珈琲生活」を展開していく。
いつものコーヒーでおいしく食後の血糖値対策 原材料「コーヒーのみ」の機能性表示食品 UCC上島珈琲 - 食品新聞 WEB版（食品新聞社） - 食品新聞社
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