秋田県にかほ市と由利本荘市が、内閣府から「由利本荘・にかほ果実酒リキュール特区」に認定された。地元産イチジクを原材料にした果実酒とリキュールを製造する際の規制が緩和され、小規模事業者が参入しやすくなる。両市は、農業の6次産業化が進み新規就農者の増加や交流人口の拡大につながると期待する。
酒税法では酒類ごとの最低製造量の基準が年6キロリットルだが、特区認定を受けて果実酒は2キロリットル、リキュールは1キロリットルにそれぞれ引き下げられる。
にかほ市農林水産課によると、市内の事業者からイチジクを使用したリキュールを造りたいと相談を受けたことが申請のきっかけ。醸造施設は由利本荘市に置くことを計画しているため、両市が5月に国へ共同申請。7月20日に特区の認定を受けた。
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にかほと由利本荘が「果実酒特区」 原材料に地元産イチジク - 秋田魁新報
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