【北京=小川直樹】中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月より0・4ポイント低い49・2だった。景況感の改善・悪化の分岐点となる「50」を2か月連続で下回った。電力供給制限や原材料価格の高騰、内需の弱含みを背景に中国製造業の景況感の悪化が一層鮮明となった。
前月を下回るのは7か月連続。生産は1・1ポイント低い48・4、今後の生産を左右する新規受注も0・5ポイント低い48・8に落ち込んだ。中堅・中小企業もそれぞれ節目の「50」を下回った。
製造業PMIは、中国の景気の先行指標として市場の注目度が高い。中国経済の減速は、中国が最大の貿易相手国の日本経済にも影響しそうだ。
中国の景況感、7か月連続で悪化…電力制限や原材料価格の高騰響く - 読売新聞
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