パンや菓子、総菜など食品の値上げが2022年1月以降、相次ぐ。原材料費などのコスト上昇が要因。企業は価格抑制の努力を続けているが、新型コロナウイルス禍の小康状態の中で拡大しつつある景気に、試練の新春となる。長らく続いてきた低価格志向の転換点となる可能性もある一方、賃金が伸び悩んでいるため、冷え込んだ消費の回復に水を差す恐れがある。
原油価格の上昇や為替相場の円安を背景に、輸入品を中心とした企業間の取引価格は過去に例のない上昇を見せており、家計にも影響が迫ってきた形だ。コロナ禍からの経済再開が、需要の伸びを通して価格を引き上げた要因も指摘される。
食品値上げ、試練の「春」 原材料高などコスト上昇で年明け以降続々 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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