中国財務局が発表した中国5県の2022年1~3月期の法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は全産業でマイナス25.8となった。前回(21年10~12月期)と比べて31.3ポイントの低下で、3四半期ぶりに悪化した。原材料価格の高騰が製造業、新型コロナウイルスの再拡大が非製造業に打撃となっている。
BSIは景況感が前の四半期に比べて「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた割合を引いた値。調査対象は749社で、うち689社が回答した。調査は2月15日時点。
製造業のBSIはマイナス15.9と、前回から20.9ポイント低下した。自動車は堅調だったものの、食用油などの高騰が食料品メーカーの経営を圧迫している。
非製造業のBSIは前回から36.8ポイント低下のマイナス31.1。コロナの再拡大で飲食店やホテルの利用客が落ち込んだ。
中国5県景況感、1~3月大幅悪化 原材料高やコロナで - 日本経済新聞
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