米テスラがＥＶ値上げ ロシア侵攻で原材料高騰 - 東京新聞

　テスラの車両＝２０２０年５月、中国・上海（ロイター＝共同）

　【ニューヨーク共同】米電気自動車（ＥＶ）大手テスラが車両価格を値上げしたことが１５日、分かった。米メディアによると、米国では全車種が対象で値上げ率は５～１０％。ロシアのウクライナ侵攻で原材料費などの高騰が加速しており、販売価格に転嫁して収益性を改善する狙いがあるとみられる。

　テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）はツイッターで「最近、大きなインフレ圧力がかかっている」と指摘していた。テスラの米国向けインターネット通販サイトによると、量販車「モデル３」の価格は現在４万６９９０ドル（約５６０万円）。従来と比べて２千ドル高くなったという。

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