いなげやが9日発表した2022年4~6月期の連結決算は、最終損益が2億9600万円の赤字(前年同期は6億6400万円の黒字)だった。最終赤字は19年7~9月期以来。新型コロナウイルス禍の行動制限が解除されたことで客数が減ったほか、電気代や原材料価格の高騰などコスト上昇が影響した。
売上高とテナント事業などの営業収入を足しあわせた営業収益は7%減の601億円、営業損益は3億2000万円の赤字(前年同期は9億6100万円の黒字)だった。主力のスーパー事業の既存店売上高が前年同期比5%減となった。
商品原価の値上げに対して生鮮食品を中心に内容量を調整するなどしているが対応が遅れた。3店舗で2週間程度の改装を行ったほか、節電の影響で冷蔵ケースが故障し修理や入れ替えでコストが膨らんだ。
いなげやの4~6月、最終赤字転落 原材料高騰響く - 日本経済新聞
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