福島県郡山市にあるクリーニングハウスキョウヤ。
原油を原材料とする包装資材の仕入れ値は、3月から1枚あたり0,5円の値上げ。
また、7月からは、ハンガーも1本あたり3円値上げされ、2022年の2月と比べて全体の仕入れ値は約1.5倍に増えた。
仕入れ値の負担分を料金に転嫁したいところだが、そうもいかない事情がある。
クリーニングハウスキョウヤ・酒井善彦代表取締役:「個人でやっているお店なので、元が料金高いところもありまして、値上げしてしまうとお客さんが離れると困りますし、お客さんも景気悪い中、ちょっとでもお金を抑えたいとこもありますので」
少しでも支出を抑えようと、包装は仕入れ価格が半分の無地に変えるなど工夫している。コロナ禍でリモートワークが進み、スーツなどのクリーニング需要が落ち込む中で追い打ちをかける物価の高騰。
利用してくれるお客さんの為にも料金を据え置き営業する考えだが、いつまで続けていけるかは不透明だ。
クリーニングハウスキョウヤ・酒井善彦代表取締役:「とりあえず、出来る限りは、値上げしないで頑張りたいと思いますけど、やっぱり、いざとなったら、せざるをえない時は、来るかと思いますね」
このクリーニング店では、仕入れている一部の包装資材が、9月21日から1枚あたり5円値上げしたということだ。
消費者はもちろん、事業者や企業側も物価高による苦しい負担と向き合い続けている。
原材料高騰も...価格転嫁できないクリーニング店の苦悩<福島・郡山市>:ニュース - FTV 福島テレビ - 福島テレビ
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