来月のクリスマスに向けて、洋菓子店などでケーキの販売予約が始まるなか、原材料価格の高騰でケーキの値上げをする店が出ています。
札幌市北区にある洋菓子店では、小麦粉や砂糖、バターなどの材料に加えて包装資材などの値上がりが去年から続いていることを受け、ことし4月にすべての商品を1割ほど値上げしました。
また、特にことしに入ってからは、ピューレやナッツ類といった輸入品の仕入れ値が円安の影響などを受けて高騰しているということです。
こうしたなか、この店では来週からクリスマスケーキの予約を始める予定ですが、去年は価格を据え置いたクリスマスケーキも値上げすることを決めました。
値上げ幅は200円から400円の間で検討しているということですが、値上げ幅が大きいと買い控えにつながるおそれもあり価格をまだ決め切れていないといいます。
この店では、賞味期限が比較的長い小麦や砂糖、缶詰のほか、包装資材などを価格が上がる前に仕入れるなど対策をしてきましたが、物価高騰が続いているため経営に大きな影響が出ているということです。
「洋菓子の店モンレーブ」の赤平好隆オーナーパティシエは「電気代やガス代も値上がりし、経営は厳しい。お客様に支えられてきたのでなるべく値上げしたくないが、全部が上がってしまい値上げせざるを得ない。品質は下げずに、少しでも安い仕入れ先を探すなどしていきたい」と話しています。
原材料価格高騰 円安 クリスマスマスケーキの値段に影響も|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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