麦の茎を使った「麦ストロー」を製造販売する伊那市社会福祉協議会は八日、市内のほ場で原材料のライ小麦を収穫した。麦ストローは、プラスチックごみの削減に向けて市が市農業振興センターに委託した事業で、市社協が農福連携の取り組みとして二〇二〇年度に商品化。飲食店などへの普及を目指している。
ライ小麦は、同センターが農家に依頼して約十アールのほ場で栽培。昨年は梅雨明けに収穫したが、ストローにすると折れやすかったため、今年は成熟期前に刈り取った。ストローを製造する障害者多機能型事業所の利用者らが作業に参加。職員があらかじめ刈り取って束にした麦を、次々とトラックの荷台に積み込んだ。
収穫したライ小麦は、農...
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