秋田県内25市町村の次世代に向けた取り組みや輝く若者を紹介する「25@」。今回は、ドーナツで村おこしを目指す東成瀬村の男性を紹介する。
東成瀬村の地域おこし協力隊・内野翔太さんは、2022年秋、手作りのドーナツの販売を始めた。店の名前は「UCHINO DOUGHNUTS(うちのドーナツ)」。
内野さんは、地域おこし協力隊就任前は東京のドーナツ店で働いていた。秋田県内には専門店がなかったことから、開業を決意した。
その後3カ月間、試作を繰り返し、自分が求める理想のドーナツにたどり着いた。「単刀直入にいうと、ずっと食べ続けられるドーナツ」と話す内野さん。
平日は村役場で働き、休日は秋田県内で開催されるイベントなどに出店。2022年シーズンは、村のジュネス栗駒スキー場に期間限定で店を構えた。出来立てを提供することにこだわっている。
ドーナツの生地には青森産の小麦「ネバリゴシ」を使い、もっちりとしながらもふんわりと軽い食感が特徴だ。味はプレーン・きび砂糖・シナモンシュガーの3種類で、どれも甘さは控えめ。
内野さんの次なる目標は移動販売で、近くキッチンカーを導入する予定。将来は村に店舗を構え、原材料の小麦を村で作る考えだ。
内野さんは「原材料から一貫してすべて自社で作れると、個人的にはすごい魅力的で面白そうだと思う。大変だと思うがチャレンジしてみたい」と意気込む。
協力隊の任期は2023年8月までだが、内野さんは村に残り、大好きなドーナツで村おこしを目指す。
大好きな「ドーナツ」で村おこしを 原材料の小麦作りにも意欲 秋田 ... - FNNプライムオンライン
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