西日本新聞が今冬実施した九州の主要企業への景気アンケートでは、回答した105社の6割が現在の景気について「緩やかに拡大している」と肯定的な見方を示した。新型コロナウイルス禍の影響が和らいで好業績にある企業が少なくないが、物価高、人手不足、世界経済と経営環境を取り巻く課題は尽きず、先行きへの懸念もうかがえる。アンケート結果を詳報する。
世界経済の懸念材料を複数回答で尋ねたところ、「中国経済の減速」が65・7%と前年調査よりも10ポイント超上昇した。不動産市場の低迷をはじめとする中国経済に対する不安が表れた格好だ。一方、「ロシアによるウクライナ侵攻の影響」(59・0%)と「米国経済の減速」(29・5%)と答えた割合は前年を下回った。
海外工場を持つ北九州市の製造業は「半導体の市場調整」を景気を足踏みさせる...
「中国経済の減速」懸念増加、6割超 原油・原材料費高騰「影響あり」9割超 【九州主要企業アンケート】|【西日本 ... - 西日本新聞
Read More
No comments:
Post a Comment