新型コロナウイルス禍での日本酒需要が低下する中、日本酒を原材料にした塩が誕生した。開発に携わった大学生は「お酒を飲める人、飲めない人が一緒に食事を楽しむことができるように」と、商品に込める思いを話し、今月下旬にも販売を始める予定。【藤村元大】
商品名は「トラとゲコ」。風味は「吟醸酒」「古酒」「酒かす」の3種類。それぞれ、ほんのり酒の香りがあり、口の中で酒の風味が広がる。あらかじめ、海水から作っておいた塩に酒を加えて製造した。開発元である酒田市の塩製造会社「さかたの塩」の大川義雄社長によると、アルコールは若干含まれるが、計測できないほどの微量で、酒が苦手な人でも楽しめるという。
同社はこれまで、本来廃棄するワインのタンクの底にたまる澱(おり)を使用した「ワイン塩」を開発するなど、酒と塩を組み合わせるノウハウを持ち、それを活用した。
「トラとゲコ」共に食事を 日本酒原材料の塩販売へ 風味豊かな3種 酒田の会社と大学生開発 /山形 - 毎日新聞
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