原材料価格の高騰や円安の影響で、茨城県つくば市にある大学生に人気の弁当店では、仕入れコストの増加で経営が圧迫されているとして、メニューの値上げを行いました。
つくば市の筑波大学のすぐ近くにある弁当店は、揚げ物を中心としたボリュームたっぷりのメニューと500円前後という手ごろな価格設定で学生たちの胃袋を支えてきました。
しかし、今は、原材料価格の高騰や円安の影響で、仕入れコストが増加しています。
このうち、揚げ物用の油は、ことし初め、一斗缶=16.5キログラムあたり4000円だったのが現在は6200円まで上がり、仕入れ先からは「あすからさらに10%近く値上がりする」と伝えられているということです。
さらに、パン粉や小麦粉、外国産の鶏肉などの仕入れコストも増加していて、店では経営が圧迫されているとして、今月20日にほとんどのメニューを10%程度、値上げしました。
ただ、日替わり弁当といった一部の人気メニューは、学生たちの負担を少しでも抑えたいと、値上げの幅を小さくしているということです。
弁当を買いに来た学生は「値上げはしかたないとも思うが、仕送りで生活しているのでできればしないでほしい」と話していました。
弁当店の大澤富次店長は「仕入れコストだけでなく電気代やガス代も上がっているので、値上げせざるを得なかった。毎日来てくれる学生もいて、負担をかけて申し訳ないが、おいしかったと言ってもらえるような弁当を作り続けたい」と話していました。
原材料高騰や円安 学生に人気の弁当店も値上げ 茨城 つくば|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp
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