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Monday, January 30, 2023

【決算】増収も原材料の高騰の影響などで減益に ブルボン第3 ... - にいがた経済新聞


株式会社ブルボン 本社

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は30日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。売上高705億9,800万円(前年同期比1.3%増)、営業利益6億6,300万円(前年同期比80.1%減)、経常利益8億4,000万円(前年同期比77.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億7,900万円(前年同期比80.6%減)と増収減益となった。

価格改定後の商品に需要回復の遅れが出たものの、チョコレート品目やスナック品目、米菓品目などが順調に推移し、売上高は前年同期を上回った。

利益面では、生産性の向上とコスト削減、経費の効率的な使用に継続して取り組んだことに加え、一部商品の価格改定や規格変更を実施し収益性の改善に努めたが、依然として各種調達価格などが高騰している中、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を大きく下回った。

営業品目別の概況については以下の通り。

菓子

菓子の合計売上高は、674億2,500万円(前年同期比1.6%増)となった。 菓子では、ビスケット品目を中心として、豆菓子、キャンデー、デサート、米菓、スナック、チョコレートなどの品目を展開している。

ビスケット品目は、「贅沢ルマンド」シリースに、バターとキャラメルのコク深い味わいの「贅沢ルマンドバタースコッチキャラメル」を発売した。加えて、北海道産バターをたっふぷり練り込んだラングドシャクッキー「贅沢ラングロール」を新たに発売し、原料にこだわった「贅沢」シリーズとして商品認知向上を図った。マイべネフィット商品群では、ミルク感豊かなパウダーケーキ「ミルネージュ」を発売し支持を集めた。

スナック品目は、厚めの生地で食感を楽しむ網目状のポテトチップス「じゃがバリ」をリニューアルし、商品競争力を高めた結果好評だったほか、米菓品目では、なめらかなカマンヘべールチーズクリームを丸型のおかきで挟んだ「カマンべールチーズおかき」を発売したほか、需要期に向けた大容量商品「230gチーズおかき」の提案など、「チーズおかき」シリーズの品ぞろえ強化を図った。
チョコレート品目は、「アルフォートミニチョコレート」シリーズに、ピスタチオやヘーゼルナッツを贅沢に使用した商品を発売し品ぞろえの強化を図った。また、魚沼工場の雪室設備で熟成させたカカオ豆を原料に使用した「雪室ショコラ」を発売し、付加 価値を高めた商品開発にも取り組みました。生クリームを使用した「粉雪ショコラ」シリーズや大粒トリュフチョコレートの「生チョコトリュフ」シリーズ、とろけるおいしさの「冬トリュフ」シリーズを展開し、需要期に向けたバラエティ豊かな商品展開を行った。

飲料・食品・冷菓・その他

飲料・食品・冷菓・その他の合計売上高は、31億7,300百万円(前年同期比5.6%減)となった。

飲料品目は、同社初のスープ缶飲料「牛乳でおいしくスープなシチュー缶185」を発売した。加えて、「牛乳でおいしくまろやかなココアボトル缶280」の取り扱いが拡大し、「牛乳でおいしく」シリーズが順調に推移した。

食品品目は、シート状の新感覚食材「かんたんクッキング」シリーズに、パンにのせて焼くだけでメロンパンのような味わいが楽しめる「のせて焼くメロンパンシート」を発売した。機能性食品群は、中鎖脂肪酸油(MCT)を配合した「MCTプラス」シリーズに、“ソフトクッキーミルク”を発売し、“べイクドショコラ”とともに機能性表示食品として展開した。

冷菓品目は、「ルマンドアイス」「ロアンヌアイス」にこだわりの原料を使用した商品を発売し、品ぞろえの強 化を図った。さらに、新たに展開を始めた「グミーツ」は、期間限定商品の発売による商品認知の向上を図った。

その他では、通信販売事業は、巣ごもり需要に一服感がみられたものの、季節に合わせた商品展開やECチャネ ル限定の企画展開および催事企画を実施し、リピーターの増加と販路拡大に取り組んだ。

自動販売機事業は、新規開拓によるプチモールの設置台数の増加と、既設自販機の収益性改善と効率化を図り、 多様な商品を取り扱う対面接触を避けた食品販売ツールとしての環境整備を図った。

酒類販売事業は、行動制限が緩和されたことなどから飲食店ルート向け商品や土産用受託商品の需要が高まり、全体では順調に推移した。

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Sunday, January 29, 2023

サラダ巻 他 一部特定原材料(えび,魚醤)表示欠落|食品事故情報|食 ... - フーズチャネル

【発表日】
2023-01-27

【事業者】
株式会社サンエー

【製品】
①サラダ巻 ②サラダ巻・いなりセット ③トンカツとサラダ巻(ミニ) ④トンカツとサラダ巻

【内容】
2023年1月25日に、沖縄県内で販売した「①サラダ巻 ②サラダ巻・いなりセット ③トンカツとサラダ巻(ミニ) ④トンカツとサラダ巻 」の一部において、特定原材料(えび)、魚醤(魚介類)の表示欠落 が判明したため、回収する。これまで健康被害の報告はない。(リコールプラス)

【対象】
【対象商品】
商品名①:サラダ巻
内容量:8個
形態:パック
JANコード:0265547102987-0126000900006
商品名②:サラダ巻いなりセット
内容量:サラダ巻4個、いなり4個
形態:パック
JANコード:0269045703981-01236000900004
商品名③:トンカツとサラダ巻(ミニ)
内容量:トンカツ巻2個、サラダ巻2個
形態:パック
JANコード:0267612902188-0126000900002
商品名④:トンカツ・サラダ巻
内容量:トンカツ巻4個、サラダ巻4個
形態:パック
JANコード:0265995703989-0126000900002
【消費期限】2023年1月25日(①~④すべて)
【販売地域】:沖縄県内
【販売先】:商品情報等の添付データ参照
【販売日】:2023年1月25日
【販売数量】:①90パック ②26パック ③26パック ④8パック ①~④合計150パック

【対処方法】
【回収後の対応】
・返金希望のお客様へは返金対応(5パック)

【関連URL】
https://ift.tt/woVSzZJ

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22年下期、中小の景況感悪化 原材料高騰、人材確保など課題 名古屋 ... - 中部経済新聞

中経手帖 2023年の春季労使交渉は、賃上げ率が大きな焦点。政府が求める「インフレ率を超える賃上げ」は、実質賃金を維持する上で至極当然。

名古屋 手帖 中経手帖

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Saturday, January 28, 2023

アレルギー原材料使わず安心、寒波に備えた車載用防災食 亀田製菓 ... - 新潟日報デジタルプラス

 亀田製菓(新潟市江南区)の子会社で、長期保存食などを手がける尾西食品(東京)が、アレルギー原材料不使用の車載用防災食セットを発売した。

 発売したのは「尾西の車載用防災ミニボックス」。同社は昨年10月にも同様の備蓄食セットを発売したが、今回は内容を厳選し、コンパクトな1人用タイプとした。

 商品が入るボックスは高さ13センチ、縦15・5センチ、幅24センチと車のトランクに積んでおいてもかさばらないサ...

残り329文字(全文:530文字)

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Friday, January 27, 2023

<物価高・コロナ対策 市町支援情報>佐賀市、中小企業者への燃油・原材料高騰対策支援金の申請期間を延長 - 佐賀新聞

申請はこちら

 佐賀市は、市内の中小企業者を対象とした燃油・原材料高騰対策事業支援金の申請期間を延長する。郵送での申請は2月10日消印有効で、オンライン申請は同12日まで。

 燃油高騰対策支援金の上限は100万円、原材料高騰対策支援金は法人が20万円、個人が15万円。併用はできない。県の燃油・原材料高騰対策事業の交付決定を受けた事業者が基本的な対象で、県の中小事業者物価高騰対応応援金とは別のため注意が必要。

 申請はQRコードから。問い合わせは佐賀市の同支援金事務局、電話0952(40)7127。

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Thursday, January 26, 2023

「さわやか」人気ハンバーグ3月から100円値上げ 原材料高で2 ... - 中日新聞

3月から100円の値上げとなる「げんこつハンバーグ」

3月から100円の値上げとなる「げんこつハンバーグ」

 静岡県内で「炭焼きレストランさわやか」を運営するさわやか(袋井市)は、主力の人気メニュー「げんこつハンバーグ」と「おにぎりハンバーグ」を3月1日から100円値上げすると明らかにした。原材料やエネルギー価格などの高騰が理由で、2年連続の値上げとなる。

 「げんこつ」は現行の税込み1155円を1265円に、「おにぎり」は同1045円を1155円に改定する。そのほか約30品目の主力商品も10%程度値上げする。

 同社は昨年3月にも輸入牛肉の仕入れ価格や小麦粉などの原料、食用油、光熱費の上昇を要因に「げんこつ」と「おにぎり」を50円値上げした。

 広報担当者は「この1年で価格高騰はさらに加速しており、自社の努力だけでは価格維持が困難になった。引き続きご満足いただけるよう精いっぱい努めたい」と話した。同社は県内で34店舗を展開している。 (中平雄大)

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Wednesday, January 25, 2023

1/26 原材料の価格上昇は、全てに響く(上田かずきのPickup News) - 上田かずき(ウエダカズキ) | 選挙ドットコム - 自社

上田 かずき ブログ

本日のPickup

卵、1月異例の値上がり 鳥インフル影響 昨年12月は31年ぶり高値
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6450300

上田かずきのワンポイント解説

1月に卵の異例な値上がり、という事象を説明した記事になります。このように、食材として使われるものや、穀物・エネルギー(石油等)の値段が上がると、全ての飲食店、そして私たちの家計にダイレクトに影響が来ます。これらに対する激変緩和措置はもちろん必要ですが、グローバル経済の中で、この流れを止めることは1国ではできません。ですから、そもそも経済成長がしやすい国、賃金も物価も一緒に伸びる(それがある程度多くの方にいきわたる)状態を政治は作らねばなりません。補償ではなく、成長を目指して投資を続ける政治が、あるべきだと私は考えますが、皆さまいかがでしょうか。

日本維新の会 上田かずき

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1/26 原材料の価格上昇は、全てに響く(上田かずきのPickup News) - 上田かずき(ウエダカズキ) | 選挙ドットコム - 自社
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【全国/最大30億】「国際情勢の変化を踏まえた原材料安定供給対策事業(旧サプライチェーン補助金)」が公募開始し ... - PR TIMES


2023年2月中旬、
「国際情勢の変化を踏まえた原材料安定供給対策事業
(旧:サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金)」
が公募開始します。

国際情勢の変化により供給途絶リスクが生じている原材料の安定供給対策のため、
国内で生産関連設備等を整備しようとする場合に、その設備導入等を支援します。

最大30億円が補助される超大型補助金です。

ナビットでは本補助金の相談・申請サポートを受け付けております。
ご興味がある方は是非お申し込みください。

☆相談・申請サポートはこちら↓
https://bit.ly/3JdNbPR

☆お問合せはこちら↓
株式会社 ナビット 助成金なう事務局
TEL:0120-937-781
e-mail:info@joseikin-now.com
担当:前田、浅見、井上、佐々木、後藤、伊藤、松橋

☆本補助金の詳細はこちら↓
https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/blog/?p=40507

【本件に関するお問い合わせ先】
■株式会社 ナビット 助成金なう事務局
■TEL:0120-937-781 FAX:03-5215-5702
■営業時間:(月~金 10:00~19:00)
■e-mail:info@joseikin-now.com
■担当:笠井/前田/井上/佐々木

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 0120-937-781
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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【全国/最大30億】「国際情勢の変化を踏まえた原材料安定供給対策事業(旧サプライチェーン補助金)」が公募開始し ... - 時事通信ニュース

[株式会社ナビット]

1/25(水)より申請サポートを開始した補助金についてお知らせいたします。

株式会社ナビット(東京都千代田区九段南、代表取締役:福井泰代)が運営する「助成金なう」では、
助成金・補助金の最新情報や活用ノウハウを発信するほか、申請サポートを承っております。

2023年2月中旬、
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(旧:サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金)」
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企業プレスリリース詳細へ (2023/01/25-10:46)

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Tuesday, January 24, 2023

【全国/最大30億】「国際情勢の変化を踏まえた原材料安定供給対策事業(旧サプライチェーン補助金)」が公募開始し ... - 時事通信ニュース

[株式会社ナビット]

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(旧:サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金)」
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TEL:0120-937-781
e-mail:info@joseikin-now.com
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■TEL:0120-937-781 FAX:03-5215-5702
■営業時間:(月~金 10:00~19:00)
■e-mail:info@joseikin-now.com
■担当:笠井/前田/井上/佐々木

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■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
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Monday, January 23, 2023

“お得なサービス”消える!? 原材料費の高騰などで「無料券」や ... - ybs.jp

飲食店の無料券やポイントカードなど、“お得なサービス”を廃止する動きが出ています。

埼玉県にあるラーメン店では、小麦粉や肉類など価格が高騰していることから、使用期限をもうけていなかった、替え玉の無料券のサービスを終了しました。また、東京・新宿にあるネイルサロンでも、コットンなどの消耗品や材料の値上がりもあり、ポイントカードを先月いっぱいで廃止したといいます。

一方、別の要因でサービスが終了してしまうものもありました。東京メトロでは、来月いっぱいで普通回数券などの回数券の販売を終了することを発表しました。その理由は…。

※詳しくは動画をご覧ください。(1月23日放送『news every.』より)

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Sunday, January 22, 2023

バレンタイン商戦 早くも始まる 原材料価格高騰で値段は高め - nhk.or.jp

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Saturday, January 21, 2023

原材料・燃料価格上昇 すべて上乗せは約1割 民間調査|NHK 広島の ... - nhk.or.jp

原材料や燃料価格が上昇する中、販売価格にすべてを上乗せできている県内の企業は、1割ほどにとどまっていることが民間の調査でわかりました。

「ひろぎんホールディングス」は去年10月、原材料や燃料価格の高騰などの影響について県内の2000社の経営者を対象に調査を行い、32%にあたる645社から回答がありました。
この中で、原材料や燃料価格の高騰について「マイナスの影響がある」と答えた企業は88%にのぼり、とりわけ「繊維・衣服」や鉄道やバスといった「旅客」、トラック輸送などの「陸運」で影響が広がっています。
また「マイナスの影響がある」と答えた企業のうち、原材料や燃料価格の上昇分を「販売価格に転嫁している」と答えた企業は65%と、去年4月の調査と比べると10ポイント上昇し、幅広い業種で転嫁の動きが広がっています。
ただ、転嫁を行っている企業のうち、上昇分のすべてを上乗せできている企業は11%にとどまり、80%以上を上乗せできている企業を含めても半数にとどまっています。
ひろぎんホールディングスは「今後も価格転嫁の動きは続くとみられるが、コスト上昇分をすべてカバーするのは難しく、企業の業績の下振れが景気回復の動きに水を差すことが懸念される」とコメントしています。

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今年のバレンタイン商戦では中東のチョコが存在感? 背景に価格 ... - 東京新聞

 日銀が16日発表した昨年12月の国内企業物価指数は前年同月と比べ10.2%上昇し、消費者が購入する商品への価格転嫁も進んでいる。こうした中、百貨店各社のバレンタイン商戦がオンライン先行でスタート。円安などのあおりを受け、チョコレートの価格が上昇するが、購入者の予算は微増にとどまる。各社は比較的安価な商品を取り入れたり、国産食材に着目したりと価格を抑える工夫を凝らす。(並木智子)

◆カカオ豆、砂糖、乳製品が価格上昇 電気代も痛手に

 12月の企業物価指数の品目別上昇率で飲食料品は同7.7%増となった。昨年来、食料品の値上げは相次いでおり、帝国データバンクが主要な食品企業を対象にした調査では2022年の値上げは2万822品目。今年は既に約7400品目の値上げが予定されている。

 チョコレートの原材料も価格が高騰。中でもカカオ豆の価格は2022年夏以降右肩上がりに上昇。カカオ豆を輸入販売するコンフィテーラ(東京都)によると、主産地のコートジボワールやガーナでの天候不順で供給量が減少したことが要因で、直近のロンドン先物価格は昨年8月と比較し15%高くなっているという。砂糖や乳製品の価格上昇もコスト高に拍車をかけている。

 さらに、カカオ豆からチョコレートを製造する過程では高圧で加工するため電気代の影響も大きい。

高島屋が新たに展開するナッツを多用したレバノンのチョコレートなど

高島屋が新たに展開するナッツを多用したレバノンのチョコレートなど

◆中東や中欧のブランド新登場 コストダウンに四苦八苦

 店頭に並ぶ商品の価格の上昇を抑えようと、百貨店は今年はこれまで買い付けていなかった国の商品にも目を向ける。高島屋では今年取り扱う商品に新たに中東のレバノンや中欧チェコのブランドを加えた。海外ブランドは4000円前後が多いというが、レバノンのチョコレートは7個入りで3024円。担当バイヤーの森下由佳子さんは「イランやトルコなどナッツの産地が近く、調達コストも抑えられた」と話す。

 同社によると、昨年と比べチョコレートの価格は全体的に10%ほど上昇。一方、一人当たりの購入額は昨年より200円高い7100円を見込む。

キンカンを無駄なく使ったボンボンショコラを手掛ける上妻正治さん

キンカンを無駄なく使ったボンボンショコラを手掛ける上妻正治さん

◆円安で国産に脚光

 輸送コストや円安の影響を抑えられる「国産」の存在感も高まる。松屋銀座に出店する「ユニ マサハル コウヅマ」の上妻正治さんは、ボンボンショコラの味の種となる素材を鹿児島産のキンカンに限定しコストを削減。国内ブランドを昨年より1割増やした。東武百貨店池袋本店も原材料高や輸入コスト高を見込んで、国産ブランドの取り扱いを1.5倍に拡大した。

 ニッセイ基礎研究所の久我尚子氏は「外に出る動きが増しており、来店者数は増えそう。自分へのご褒美としての需要は高い一方で、安価な物への需要もあり、メーカーはできるだけ原材料費を抑えたいと努力している」と話している。

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Friday, January 20, 2023

県産原材料100%のビール発売 岩手大生とベアレンが開発 - 岩手日報

 岩手大の学内カンパニー・クラフトビール部(坂下舞桜(まお)代表)と盛岡市のベアレン醸造所(嶌田洋一社長)は、共同開発した県産原材料100%のビールを20日に発売した。産学連携によって地域の魅力を詰め込んだ逸品で、県内のビール産業を盛り上げていく。

 同商品は同部の学生らが収穫した陸前高田産の大麦に遠野、軽米産のホップを加え、すっきりした飲み口に仕上げた。同社によると、県産の原材料だけを使ったビールの開発は初めて。産学連携と新銘柄で最初に醸造されたビールを意味する英語を組み合わせ、「つなぐビール ファーストバッチ」と名付けた。

 約150リットルを製造し、盛岡市の菜園マイクロブルワリーwithKitchenで限定販売する。グラス(640円)とジョッキ(760円)で提供するほか、テイクアウト用の缶(500ミリリットル、860円)も用意する。

 同店は午後5時~午前0時(土日祝日は午後3時から)。月曜定休だが、23日は営業し、24日は休み。

◇      ◇

 記事全文は、1月21日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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県産原材料100%のビール発売 岩手大生とベアレンが開発 - 岩手日報
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Thursday, January 19, 2023

原材料価格高騰 そばチェーンは再値上げも検討せざるを得ず|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

原材料価格の高騰が続くなか、長野県のそばチェーンは品質を維持するため、去年の秋に続く、さらなる値上げを検討せざるを得ない状況になっています。

長野県を中心に30店舗余りを展開しているそばチェーンは、国内外のそばの実を自社で製粉してそばを提供していますが、原材料価格の高騰に悩まされています。
円安などの影響で外国産のそばの実の仕入れ価格がこの1年でおよそ10%上がったことなどから、去年11月には創業以来初めて、そばの価格を40円値上げしました。
また、そばのつなぎに使う小麦粉もことし6月中に仕入れ価格が上がることが見込まれているほか、揚げ物を作るための油の価格や光熱費も高くなっていて、品質を維持するためにはさらなる値上げを検討せざるを得ない状況になっているということです。
常連客の1人は「原価が上がっているので値上げもしかたないと思います」と話していました。
一方、物価上昇を踏まえて賃上げを求める動きも広がっていますが、新型コロナや原材料価格の高騰などの影響が大きく、収益が上がりにくいことから簡単ではないとしています。
そばチェーンの運営会社の高砂圭司専務は「値上げになったとしても品質の高いものを提供するようにしたい」と話しています。

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原材料価格高騰 そばチェーンは再値上げも検討せざるを得ず|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp
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室町ケミカル、売上構成変化や原材料費高騰等により前年比減益も、輸入原薬が大きく伸び増収着地 | 概要 - LIMO(リーモ)

2023年1月17日に発表された、室町ケミカル株式会社2023年5月期第2四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:室町ケミカル株式会社 代表取締役社長 青木淳一 氏

目次

青木淳一氏(以下、青木):みなさま、本日はお忙しい中ご出席賜りまして、誠にありがとうございます。室町ケミカル代表取締役社長の青木と申します。よろしくお願いいたします。ただいまから、2023年5月期第2四半期の当社決算概要についてご説明させていただきます。

本日のご説明の流れとしては、簡単に当社についてご紹介したあと、第2四半期決算概要、業績予想、各事業の開発状況についてご説明します。

会社概要

まず、会社概要について簡単にご説明します。当社は1917年1月に売薬の製造販売を目的として創立しました。戦時に一時廃業しましたが、1947年に再設立し、創立から100年以上、設立から70年以上経過した会社です。

一昨年の2021年2月に上場し、現在は東証スタンダード市場に上場しています。本社は福岡県大牟田市にあり、従業員数は197名です。拠点は本社以外に東京・大阪・埼玉・茨城にあります。

事業セグメント

事業セグメントについてです。当社は、医薬品事業・健康食品事業・化学品事業の3つの事業で構成されています。売上構成比率は、医薬品事業が51.3パーセント、健康食品事業が14.5パーセント、化学品事業が34.2パーセントとなっています。

それぞれの事業内容として、医薬品事業では医薬品の有効成分となる原薬を主に取り扱っており、ジェネリック薬用が大半を占めています。

健康食品事業では、ゼリータイプの健康食品の企画・製造を行っており、スライド下部に掲載している写真のような、スティックゼリーの製品が中心になります。OEM・ODMを中心として、主な販売先は健康食品メーカーや企画会社、通販会社です。最近では、製薬会社や食品会社からの引き合いも徐々に増えてきています。

化学品事業は売上の約8割が液体処理に関するものです。イオン交換樹脂や分離膜をお客さまの目的に合わせて選定し、販売しています。このほかに、使用後のイオン交換樹脂・分離膜の再生や、装置の設計販売、当社設備を使用した二次加工などを行っており、多岐にわたる分野へ幅広く販売しています。

当社3事業の特徴

それぞれの事業の特徴についてご説明します。医薬品事業は、商社機能とメーカー機能を併せ持ち、輸入・製造・加工・分析とトータルサービスを提供できることが強みです。

仕入先からそのまま自社試験を行い販売するケースもあれば、自社工場で合成や加工を行い販売するケースもあり、お客さまの要求に合わせたさまざまな対応が可能です。双方の機能を活かし、より良い製品・サービスを提供できるように引き続き努めていきます。

健康食品事業では、主にスティックゼリータイプの健康食品を製造しています。スティックゼリーの健康食品は、おやつ感覚でおいしく摂取できることが魅力の1つです。

例えば、健康・美容成分には味や匂いが強く、食べづらいものがあります。当社はそれらを包み隠す「マスキング技術」でおいしい製品に仕上げる能力をお客さまから評価していただいています。

化学品事業は、液体処理がメインになります。液体処理で汎用的なのものは、不純物の入っていない水である「純水」の製造用途ですが、当社はそれ以外に排水の処理や薬品の精製など、特殊な用途にも対応できる技術を持っており、付加価値の高い分野へ力を入れています。

パーパスと経営理念

当社のパーパス、いわゆる存在意義についてです。スライドに記載のとおり、「健康」と「環境」をテーマに、社会貢献していく会社であり続けたいと強く思っています。

医薬品事業および健康食品事業で健康を、化学品事業で環境を、健康・環境分野で社会の抱える問題に向き合い、それらを解決することで、経済的・社会的価値を向上して継続的に成長していきたいと思っています。

当社の経営理念については、スライド下部に記載のとおりです。

損益計算書

ここからは、2023年5月期第2四半期の決算についてご説明します。最初に、損益計算書です。結論として、当第2四半期累計期間は前年同期と比較して増収減益となりました。

売上高は31億2,100万円、前年同期比11.2パーセントの増加です。医薬品事業の輸入原薬が好調に推移した点が主因となっています。また、製品・商品の売上構成の変化や原材料費などの上昇により、売上原価も上昇しています。販売費、一般管理費については前年同期比で増加していますが、売上強化策の一環として期初の計画どおりに進行中です。

結果として、営業利益は2億2,500万円で前年同期比30パーセント減、当期純利益は1億4,900万円で前年同期比43パーセント減となりました。

営業利益 増減要因(前年同期比)

営業利益の増減要因です。営業利益は前年同期比で9,700万円減少しています。減少の主な要因は、商品の増加、製品の減少による売上構成の変化と、先ほどお伝えした原材料費などの上昇に加え、健康食品事業の受注減による工場稼働率の低下で原価率が上昇したためです。

販管費については、新型コロナウイルスの感染に対する行動制限緩和に伴い、旅費交通費や特に展示会などへの積極的な展開により増加しています。ただし、現在までは期初計画どおりに推移している状況です。

営業利益 増減要因(事業別・前年同期比)

営業利益のセグメント別の増減要因です。前年同期比で見た場合、医薬品事業の売上高は増加しましたが、売上構成の変化により、営業利益の増加幅は2,200万円と若干少なくなっています。

健康食品事業は、売上減少による工場稼働率の低下で原価率が上昇し、7,500万円の減少となりました。

化学品事業は、売上構成の変化とイオン交換樹脂などの仕入価格上昇分の製品価格転嫁がまだ途中であり、その影響などで1,100万円の減少となっています。

セグメント別実績 医薬品事業

各セグメントの状況についてご説明します。まずは医薬品事業についてです。売上高は17億7,800万円、営業利益は2億8,300万円と増収増益となりました。通期の売上予想に対する進捗率は56.5パーセントです。

輸入原薬の主力である抗てんかん剤原薬をはじめ、ヘルペス感染症治療薬の原薬などの売上が堅調に推移しています。一方、受託加工品については、前年度のスポット品が消滅したことにより、売上は前年比で減少しています。

なお、輸入原薬に関しては輸出元の原材料費高騰などで仕入価格が上昇しており、この上昇分については随時販売価格への転嫁を進めています。

セグメント別実績 健康食品事業

健康食品事業についてです。売上高は3億7,700万円、営業損失は3,800万円、通期の売上予想に対する進捗率は44.4パーセントと、苦戦しています。

要因として、1点目に前年度に販売を開始したOEM新商品の受注減に加えて、想定以上に既存製品の売上が減少したことが挙げられます。2点目に、新規案件の上市は進んでいますが、既存品の減少分をカバーしきれていないという状況です。しかし、継続して引き合いはきているため、今後、受注量が見込める新商品の上市を優先的に引き続き進めていきます。

健康食品事業のプラス要因として、テレビ通販で販売している自社商品の売上は堅調に推移している点が挙げられます。

セグメント別実績 化学品事業

化学品事業についてです。売上高は9億6,500万円、営業損失は1,900万円、通期の売上予想に対する進捗率は46パーセントとなりました。概ね計画どおりの進捗となっています。

傾向として、1点目に今期は前年度のような大型装置案件をまだ受注できておらず、装置関係の売上は減少となっていますが、一方で、受託加工や装置メンテナンス等のその他の売上が増加し、これらをトータルすると前年同期並みの売上高となっています。

2点目に、引き合いや依頼件数が非常に増加してきているため、需要が見込めるイオン交換樹脂や、装置に関する開発関係費用を増強しています。このため、営業利益は減少しています。今後の予想としては、主力のイオン交換樹脂を中心に堅調に推移する見込みです。

貸借対照表

貸借対照表です。棚卸資産、売掛金増加の主たる要因は、輸入原薬の取引増加にあり、その結果、流動資産が増加しました。その他借入金については、長期借入金が増加し、短期借入金が減少しています。

自己資本比率は35.8パーセントとなり、前期末比0.8ポイントの増加となりました。

キャッシュ・フローの状況

キャッシュ・フローの状況です。現金および現金同等物の第2四半期末残高は、前年期末比で9,900万円の減少となりました。前述の輸入原薬の受注増・単価上昇により商品在庫が大きく増加し、かつ売掛金も増加したため、営業キャッシュ・フローが一時的に減少しています。

この他、投資キャッシュ・フローは、今期の主な設備投資として、基幹システムの更新を実施しています。

通期業績予想

通期業績予想についてです。結論として現時点では期初計画どおりとし、修正は行っていません。上期、下期の売上のズレについては、前倒しによる増加が若干あり、第2四半期の業績予想は修正したものの、通期としては概ね期初計画どおりに進行中です。

FY2025 数値計画(中期経営計画2025)

中期経営計画について、発表後の変更はありません。計画どおりに進行中です。

成長戦略・体制強化(中期経営計画2025)

成長戦略・体制強化についても、中期経営計画発表後の変更はありません。スライドに記載の内容で進行中です。

取り組み状況・トピックス

各事業の取り組み状況・トピックスです。医薬品事業は、国内における原薬のシェアが順調に拡大しており、8品目で国内トップシェアを獲得しています。

受託合成は新たに3品種が開発最終段階に入り、設備投資を本格化しています。まずは1品種ですが、ほかの2品種についても、近い将来、断続的に設備投資を行うことで量産体制を構築していきます。

健康食品事業は、紫外線対策を謳える機能性食品対応ゼリーの開発が完了し、近々販売申請を予定しています。また、高齢者向け経口栄養食の販売を行う企業4社に対し、ゼリーを提案し、評価していただいている最中です。

化学品事業では、高架橋度および高純度イオン交換樹脂の開発が順調に進行中です。高架橋については、複数の火力発電所への提案を進め、一部で実証実験を開始しています。高純度については、半導体などに使用する精製薬品メーカー複数社に提案し、今後はさらに拡大していく予定です。

取り組み状況・トピックス

輸入原薬に関して、新型コロナウイルス感染症の状況が変化し、海外渡航が再開されたことで、現在、インドを中心とした海外取引先との取り組みを加速しています。いくつかの原薬については量産化に向けた対応を進め、今後のサポートを本格化していきます。

特許に関しても積極的な出願を継続しています。医薬品事業では公開案件が1件、出願済み公開前案件が2件、出願準備中案件が2件あります。一部では、化学品事業も協力しながら進めている状況です。

また、健康食品事業の新規事例を少しご紹介します。スライド下部の写真は森永製菓さま向けの「パッションフルーツLaboゼリー」です。昨年10月に商品が上市され、現在順調に販売中です。こちらのようなTパウチ・ショットの案件は徐々に増加しています。前ページの施策も含め、さらなる案件獲得に注力していきます。

取り組み状況・トピックス

化学品事業の取り組みについて、いくつかご紹介します。前期より積極的かつ地道に情報発信を強化しており、その効果が徐々に出始めています。

主な取り組みとして、「イオン交換樹脂総合情報センター」というWebサイトを開設し、運営を開始しています。内容は主に過去のイオン交換樹脂の使用例や、反応メカニズム等を掲載しています。お時間がある時に、ぜひ一度閲覧いただきたいと思います。

また、今期は展示会出展、講演・学会発表などを合計で26回計画して、順調に対応しています。このような活動を行った結果、当社が今までアプローチしたことのない業界や用途(例えば日本酒の脱酸や化学合成反応用など)についてのお問い合わせが来ており、今後の展開が非常に楽しみな状況となっています。

具体的な開発開始事例の1点目は、耐熱性カチオン樹脂です。ターゲットは化学合成反応を行う会社全般で、一般的に使用されている液体触媒の代替としてイオン交換樹脂を提案しています。メリットは、液体触媒ではない個体触媒を使うことで、その後の分離を簡略化できるという点で、現在、鋭意開発進行中です。

2点目の有機フッ素化合物(PFAS)除去用イオン交換樹脂については、次のスライドで詳細をご説明します。

有機フッ素化合物(PFAS)とは

PFASは炭素とフッ素が結合した、数千種類に及ぶ有機化合物の総称で、工業用途から家庭用品まで、非常に幅広い分野の製品に使用されています。

ただし、健康への影響が懸念されており、性質上は非常に分解されにくく、環境汚染が問題となっています。欧米などでは早くから規制が強化されてきていますが、日本でも水質基準に関する省令により、2020年にPFOAとPFOSについて暫定目標値50ナノグラムパーリットルが設定されています。

現時点では暫定目標ですが、今後これらはより厳格な管理が求められてくると予想されており、PFAS除去に適したイオン交換樹脂の開発をラボ段階で開始しています。

バイオディーゼル燃料 精製装置

最後に、バイオディーゼル燃料精製装置について触れておきたいと思います。あらためて、当社開発の分離膜法と従来技術の蒸留法を比較してみた場合に、精製後の目的物の純度および収率が高く、除去に熱処理を必要としないため、安全かつランニングコストが安価で、さらに装置の価格自体も安くなる点が優位性として挙げられます。

バイオディーゼル燃料 精製装置

現在の進捗としてバスやトラックなどの運輸業界や、バイオディーゼル燃料をすでに製造している企業など、おおよそ数十社から引き合いをいただいており、随時、具体的な商談へと進めています。

ちなみにバイオディーゼル燃料は車両関連だけではなく、例えば船舶や航空機などへの使用も徐々に広まりつつあり、中長期的にこれらの業界への進出も視野に入れて推進しています。

また、今後の需要予測としては、日本国内よりもむしろ海外の需要が伸びるという調査結果が出ています。スライドにバイオディーゼル燃料製造工場の絵を記載していますが、今後、海外展開をする場合、こちらの一次精製も含めたセットで販売する必要も出てくると予想されます。

前述のとおり、一次精製が可能な会社から本装置の引き合いをいただいているのですが、一次精製でイオン交換樹脂を使用する可能性についても検討していきたいという、最終精製装置以外の技術テーマもいただいています。

今後はさまざまな開発を進める中で、そのような会社と協力して輸出していくことも含め、仕掛け作りを積極的に進めたいと考えています。

このように化学品事業はまだ広がる可能性があり、私自身も今後の成長が楽しみな事業ですので、ご注目いただければと思っています。

最後にみなさまに一言だけお伝えします。現在、新型コロナウイルス感染症拡大の第8波が来ており、感染者数が非常に増加しています。みなさまにおかれましては、くれぐれもお体ご自愛いただきますようお願いいたします。

以上で、室町ケミカル株式会社の決算説明を終了いたします。ご清聴ありがとうございました。

質疑応答:バイオディーゼル燃料精製装置の具体的な計画について

司会者:「バイオディーゼル燃料精製装置について具体的な商談が出てきているということですが、具体的に計画にどのように織り込まれているのか教えてください」というご質問です。

青木:計画上では来期以降になりますが、中期経営計画の中で、年間数件ペースで組み込んでいます。

少し話がそれるのですが、今後の課題とテーマの1つとして「時間」が挙げられます。なぜ時間かと言いますと、元の廃油にはさまざまなものが入っており、依頼者の状況によって、その中身が違ってきます。こちらを個別に追跡し、効果の検証を行っていく必要があり、ある程度の時間を要するという点が考えられます。

また、部品納期の遅延も課題です。装置関係の会社の多くは、輸入するにも今はなかなか部品が入手できず、長納期化していますので、そのような事情も若干関わってきます。

このように、「時間のかかる要素をいかに縮小していくのか」ということを当面の課題として認識しており、これらを短縮するべくさまざまなデータを取り、納期の短縮化に取り組んでいます。

また、1件あたりの売上見込みについては、装置の大小によって差はあるのですが、1件あたり数千万円くらいと見ていただければと思います。

質疑応答:健康食品事業の販売不振の要因と見通しについて

司会者:「健康食品事業の販売が不振のようですが、これはどのような要因からでしょうか? 今後も受注の減少が続く見込みなのか、対応について教えてください」というご質問です。

青木:スライド12ページでもご説明しましたが、主要因として既存のOEM製品、あるいは昨年度に立ち上げたOEM製品のお客さまの販売が思ったより伸びておらず、それをなかなかここまでカバーしきれていないということが挙げられます。

ただし、現在は「三方シール」を含めて、ある程度の数量が見込める案件等々が出てきています。当面、稼働率が低くなっていますので、数量がある程度見込めるお客さまを優先的に開発を進めています。

今後は、可能な限り近い将来に数量を挽回して稼働率を上げていき、一方では、開発関係を進めていきつつ、両方の数字を合わせて営業黒字、さらにはその上を目指して、引き続き対応していきたいと考えています。

記事提供:

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